新型アクア感想

納車から約4ヶ月くらいで7000kmくらい運転してみた感想を記したいと思います。

 

まず車体は5ナンバーサイズなのが◎。日本は細い道が多いので、5ナンバーサイズがちょうどいい。車内空間はライバル車(フィット、ノート)に比べると狭いかもしれないが、後部座席に人が乗ることは少ないので大したことはありません。

 

排気量約1.5Lは標準的なコンパクトカーの仕様で、高速道路でガンガン飛ばす人でなければ十分なパワーでしょう。峠道の上りもPOWER+モードでしっかり登ります。

 

よくYouTubeの新型アクア動画で不満として挙げられるのが、パーキングブレーキとシフトの仕様の2点かと思います。どちらもプリウスからの乗り換えの私にとっては、これまでと同じなので、この仕様は私にとってドストライクでした。電動パーキングブレーキは体験したことがなく、体験すれば欲しい機能なのかもしれませんが、オートクルーズでは停止保持できるので、なんの問題もありません。住んでいるのが田舎なので、信号で止まる頻度は少ないからかもしれませんが。シフトも10年以上プリウス乗っているので、慣れてしまえばこれまたなんの問題もありません。

 

あとアドバンストパークはとてもイイです。もちろん人が操作したほうが早いですが、機械らしく駐車スペースの真ん中にきれいに駐めてくれます。この正確性は人に優るものがあるでしょう。

 

懸念を上げるなら、新しい機械の操作への順応性が低い高齢者の場合、ハンドルやフロントパネルなどボタンが多すぎて、使いこなせない可能性があるかと思います。衝突防止機能などの安全装備は充実しているので、高齢の親にも勧めたいところですが、多機能すぎて困惑するだろうと思われます。さらにボタンが多いからか、シートに座っている状態でハンドルの死角に配置されて目視で確認できないボタンがあり、ブラインドタッチが強いられます。

 

100V電源については車内掃除の際に自宅で使用しているキャニスタータイプの掃除機がそのまま使えるというメリットがあります。コードレスタイプはどうしてもパワーが弱く、足元のゴミを吸うには力不足感がありましたが、家庭用電源で動く掃除機のパワーであれば多少重いゴミでもバッチリ吸えます。このおかげで、今のところ足元のマットはきれいに保てています。

 

新型アクアはもっと爆売れして、街中でよく見かけるようになると思っていたのですが、今のところはたまに見かける程度です。半導体不足で納期が遅れたことや、アクアだけでなく、ヤリス、カローラプリウスなど同じトヨタ車でも近い選択肢があるので、需要が分散しているなどの理由があるのかもしれません。個人的にはとても気に入ったので、メインバッテリーの寿命が来るまで乗り続けたいです。

 

これから暑くなる夏までの間は、空調でエネルギーを浪費せずに真の燃費が出せるいい季節なので、燃費チャレンジが楽しみです。